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休校中の動物管理Ⅰ
臨時休校中の農場は、教職員が一丸となり学校再開に向けて日々の作業に取り組んでいます。そこで、今回休校中の動物管理の作業風景を少し細かく報告します。暖かい日と寒い日が交錯する3月中旬、農場にオーストラリア産女王バチが到着しました。担当教諭がケースに入った女王バチを確認しながら、旧王を除去した群れの巣枠の間に新女王バチのケースを挟み込んで作業が終了しました。一週間後、フェロモンの調整ができ女王バチの受け入れが可能になった様子なので、担当教諭がそれぞれの群れに女王バチを開放して今年の養蜂の授業準備が完了しました。数日後、群れが馴染んできたころに新女王バチの産卵を確認した後、翅切りとポスカによるマーキング(今年はホワイト)を行いました。例年は、女王バチの開放から後の手入れは、実習で行う作業ですが、今年は専攻生が新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で体験できないのが少し残念です。