農場このごろ
蜜蝋(ミツロウ)の精製
2012年11月19日(月) | 農場このごろ
本校より北の山間にある農場では、吹く風も冷たくなり、冬がすぐそこまで来ている事が感じられるようになってきました。
春先から、頑張ってくれたセイヨウミツバチも寒かろうと、発泡スチロールで周りを囲む方法で、冬支度をしました。
少し作業が落ち着いたこの時期、昆虫利用の専攻生たちは、春から貯めていたミツバチが作るムダ巣と古くなって来年度に使用しない巣をお湯の中に入れ、一気に溶かして蜜蝋の精製作業を行いました。
少し臭いがきつかったものの、予想以上の量の蜜蝋が採れ、昆虫利用の専攻生たちは、出来上がった蜜蝋を使って、ディッピングキャンドルやフローティングキャンドルなどを作る計画をし、年末年始のイベントに使えるアイテムだと心を躍らせていました。
空気が乾燥するこの時期の、火の用心の大切さも合わせて学んでいました。