農場このごろ

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令和初搾り

2019年7月11日(木) | 農場このごろ

今年のミツバチは、梅雨入りが記録的に遅かったためか、とても元気です。例年なら、採取した蜜巣枠は冷蔵庫に保管し、後日の実習や体験授業に合わせて搾っていました。しかし今年は、抜き取った後に入れる巣枠が無くなってきたことや第27回大阪府産業教育フェアが7月21日(日)に開催されることを考慮して、この時期にハチミツの令和初搾りを行いました。
能勢と言えば「クリ」。今回はクリの蜜を中心に採蜜実習を行いました。専攻生たちは、温めておいた蜜刀で蜜蓋を丁寧に切り取り、素早く遠心分離器に掛けて、きれいなハチミツを採りだしていました。

蜜蓋を丁寧に切り取り


分離器に入れ蜜の取り出し作業


濃い色のクリハチミツ


クリ特有のコクのあるハチミツを味見した専攻生は、「春の蜜もいいけど、クリの蜜も絶品!」などといった感想を口々に発していました。瓶詰されたハチミツに異物の混入がないかチェックし、一本一本気持ちを込めてラベルを貼りました。

表・裏・封印ラベルを丁寧に貼って


渾身のハチミツ完成


*第27回大阪府産業教育フェアは、令和元年7月21日(日)、インテックス大阪4号館・5号館Aゾーンで、大阪府公立高校進学フェア2020と共に開催されます。