農場このごろ

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ジベレリン処理で種なしブドウ

2016年6月6日(月) | 農場このごろ

五月の下旬、美味しそうな液体を持った「栽培と加工」の専攻生が、ブドウを栽培しているブドウ棚に現れました。専攻生たちは、食紅で色付けされた植物成長調整剤(ジベレリン水溶液)を手に持ち、それぞれの担当している、ブドウでジベレリン処理を行いました。

一房ごとにジベレリン水溶液に浸して処理

一房ごとにジベレリン水溶液に浸して処理


このブドウは、ジベレリン処理を2回行う品種です。1回目(開花14日前)の今回の処理は、ブドウを無種子にする為のものでした。この後、ブドウの花が開花後10日で、実を肥大化させる為の2回目の処理を行います。専攻生たちは、処理の忘れが無い事を確認しながら、丁寧に作業を終了させました。まだまだ続くブドウの管理作業(摘粒作業や袋かけ作業等)が秋の楽しみを、一層大きくさせてくれます。
それぞれが丁寧に行う処理作業

それぞれが丁寧に行う処理作業