農場このごろ
「能勢高ピザ」開発検討会
2015年8月24日(月) | 農場このごろ
本校では、旅行社や観光協会と連携した農場体験ツアーや能勢観光デジタルスタンプラリーを行うなど、高校生の視点から、地元能勢町を元気にしていく取組みを進めています。
能勢町では、地産地消、地元での農産物の加工・流通・販売の6次産業化を介した交流ツーリズムを進めることを目的に「能勢町付加価値創造協議会(愛称:銀寄委員会)」が結成され、昨年度から、銀寄委員会のメンバーを講師に本校に招いての農産物の加工実習が始まりました。そして、銀寄委員会の中で最も活発に活動されている「ピザ研究会」とは、本校農場の農産物を食材として着目し、オリジナルピザを高校生が考案し、ブランド化していくといったプロジェクトが立ち上がりました。
そこで、夏季休業中の7月31日(金)、本校農場に「ピザ研究会」の皆さんを招き、「能勢高ピサ」開発検討会を実施することになりました。参加した生徒は、農業の科目を選択する「食・花・交流」系列の生徒15名。参加した生徒の中には、すでに「ピザ研究会」のメンバーとして能勢マルシェなどのイベントでの経験を有する者もいます。
生徒たちは、まず、ピザの基礎知識、開発方針について講義を受けた後、ピザの作り方について講義を受けました。また、ピザの生地は、一般に用いる小麦と本校農場で生産した黒米(古代米)を粉砕した粉を混ぜたものを用意し、トッピングにはトマトやナス、ピーマンなどを用いて様々なピザを考案しました。そして、トラックで運んでいただいた移動式の石釜で本格的なピザを焼くことができました。今後、さらに試作と検討を重ねていきます。
9月27日(日)に開催する本校文化祭では、生徒たちが考案したピザを実際に焼いていただき、コンテスト形式で販売することが決まりました。また、最も多く売れた(人気のあった)ピザについては、「能勢高ピザ」として認定し、様々なイベントで製造・販売していただくことになります。多くの皆様の来校をお待ちしています。