農場このごろ

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ニホンキジの自然卵が孵化

2014年5月21日(水) | 農場このごろ

能勢高校の農場で飼育管理しているニホンキジは、五月の大型連休前後から産卵を始めました。
そんな中、5月2日の午前中に,「農作業を行っていて、ニホンキジの巣を見つけたのだが、親鳥が巣を見放したようなので、助けて欲しい。」との連絡が入りました。
巣には、11個の卵があり、5月3日に孵卵器(フランキ)へ入卵しました。
途中1個はダメになったものの、残りの卵は5月15日頃から孵化をはじめ、5月16日に10羽のかわいい姿を見せてくれました。
ニホンキジの孵化日数はおよそ24日なので、4月22日頃に抱卵を始めたと予想され、11個の卵がある事を考えると、里山に生息するニホンキジは4月10日頃から産卵が開始されていると推測されます。
今後は、農場のニホンキジの卵が孵化し、かわいい姿を見せてくれると思われます。

暖かい孵卵器にいるキジのヒナ

暖かい孵卵器にいるキジのヒナ