観光甲子園
平成23年度・24年度、全国高校生「観光甲子園」に出場し、連続で優秀賞「日本旅行業協会会長賞」を受賞しました。
「観光甲子園」は、Welcome To My Town・My Areaをテーマとし、高校生の斬新な視点で地域の魅力を再発見し、地域の活性化につながるものとして作成した観光プランについて、採算性・論理性・消費者の視点など、実際の旅行商品として実現性の高さを競うものです。
主催は「観光甲子園」大会組織委員会、共催は神戸夙川学院大学、後援は文部科学省、観光庁等です。
<観光甲子園> http://www.kobeshukugawa.ac.jp/kanko-koshien/
平成26年度 能勢観光ツアーを実施しました。
大阪のてっぺん能勢町で収穫の秋を体験!
― 能勢高校生と過ごす1日 ―
9月28日(日)本校農場で、昨年度に引き続き、京都新聞旅行センターとの共催による日帰りの観光ツアーを実施しました。
当日は天候にも恵まれて、京都からツアーに参加された24名のお客さんたちは、本校生の案内による農場体験で、秋の一日を楽しく過ごされました。
このツアーは、2年連続で「全国高校生観光甲子園 優秀賞」に輝いた「能勢観光プラン」を商品化したもので、昨年度に続き2回目の実施となります。
お客さんに本校農場でしか味わうことのできない農業体験により、秋の一日をゆったりと過ごしてもらうことと、高校生たちが企画・準備から当日の運営まで主体的に行うことが最大のコンセプトです。
本校は、総合学科高校として「人文・理数 系列」「国際・情報 系列」「人間・環境 系列」「食・花・交流 系列」といった4つの系列を設置しており、今回の観光ツアーでは、「食・花・交流 系列」の科目を選択する生徒たちが担当しました。
当たり前のことですが、お客さんたちには、参加料金に見合った満足を提供しなくてはなりません。生徒たちは、ツアー前日まで、あいさつ、言葉遣い、説明、案内などを確認し合い、緊張感を持ってツアー当日を迎えることになりました。
当日は、京都駅を出発した観光バスが、予定通りの午前10時前に到着しました。
19名の生徒と教職員とが、スクールカラーの緑と栗の葉と果実をモチーフにしたそろいの法被姿で出迎え、ツアーが始まりました。
午前中は、校長と生徒代表のあいさつ、本校の紹介とツアー内容の説明に続き、栗拾い体験、焼き栗の試食をしていただきました。
昼食は屋外の東屋(あずまや)などでゆっくりと召し上がっていただき、午後は、養蜂体験(巣箱の内検・蜜絞りと試食)、ブドウの収穫体験、ブドウの糖度測定体験と、午後3時過ぎまで、多様なメニューを楽しんでいただきました。
ほとんどのお客さんは高校生たちのさわやかな「おもてなし」の態度に感銘を受けられている様子でした。
また、お客さんの中には昨年度も参加された方が数名おられました。ツアー終了後は、多くの方から「また来年も参加したい。」「年に1回と言わずに、複数回数実施してほしい。」等の声もいただくなど、満足度がとても高かったことが伺えました。
今回のツアーをやり遂げた生徒たちは、自信と確かな充実感を得ることができました。
また、能勢町の観光施策の推進につながる、大変有意義な取組みとなりました。
平成25年度 能勢観光ツアーを実施しました。
大阪のてっぺん能勢高校農業クラブプロデュース!!
能勢高生と過ごす収穫加工体験の秋、能勢の休日
9月29日(日)本校農場で、京都新聞旅行センターとの共催による日帰りの観光ツアーを実施しました。当日は天候にも恵まれて、京都からツアーに参加された20名のお客様たちは、能勢高校生の案内による農場体験で、秋の一日を楽しく過ごされました。
平成25年度 能勢観光ツアーの実現に向けて
昨年、一昨年と、「全国高校生観光甲子園」に出場し、2年連続で優秀賞「日本旅行業協会会長賞」を受賞することができました。
本年度は、本校と地元能勢町観光協会とが連携し、これまで高校生たちが考えた「能勢観光プラン」を商品化させるため、「能勢町観光地定着事業 ~ようこそ大阪のてっぺんへ~」を立ち上げ、京都新聞旅行センターとタイアップし、実際の観光ツアーを企画することになりました。
今回のツアーでは、農業クラブを中心とした生徒たちと能勢町観光協会、さらには京都新聞旅行センターとの三者がプランを出し合い、高校生が主体的に運営することを最大のコンセプトとしました。
具体的には、京都からお客さんを本校農場に招き、黒米稲刈り、ポン菓子作り、栗拾い、焼き栗、羊毛加工や養蜂体験等、本校農場でしかできない味わうことのできない農業体験により、秋の一日をゆったりと過ごしてもらうことを考えています。
現在、9月末のツアー実施に向けて準備を進めているところで、7月31日(水)には、生徒の中心メンバーと能勢町観光協会、京都新聞旅行センターの担当者とで打ち合わせ会議を行いました。
平成24年度 第4回大会 本選で優秀賞を受賞
今年度の本校出場者は3年生の岩田明子さん、木本千晶さん、加堂汐梨さん、2年生の上田杏奈さん、桂仁君、野瀬楓水さん、石塚菜々さん、上田夏美さん、川原怜君、向井真琴さんです。
当日の発表者は前日ポートタワーホテルに泊まりこみ、直前まで良い発表になるよう最後の仕上げを行いました。
抽選により発表順が10番目となり、まさに全出場校のとりをとるという緊張のなか、3年生の発表者を中心に、実力のすべてを発揮しました。
発表はパワーポイントを中心に人形浄瑠璃の人形まで駆使して、能勢の魅力を存分に伝えてくれました。
ゼフィルスの森、棚田、古墳、能勢温泉、野間の大けやき、本校農場などを巡るモニターツアーは実際の観光客をお招きしてアンケートを集計し満足度を確認した実践的なものでした。
また、名月姫の伝説の紹介では、大河ドラマ「平清盛」ともリンクさせ、生徒たちが漫画を描き下ろすという力作の発表もありました。
結果は「日本旅行業協会会長賞」に留まり、グランプリには届きませんでしたが、大変な熱演でした。
当日観光バスをチャーターし、本校1年の細見結美さんのオリジナルキャラクター「クリカ」をプリントした揃いのTシャツで応援した保護者や職員をはじめ、応援にかけつけた生徒たちの心を動かしたことと思います。
このような活動を通し、能勢高校が生徒たちの学習活動の充実はもとより地域の発展と交流の一助になればと考えております。
平成24年度 第4回大会 本選への出場が決定
今年度は、生徒10名による「観光甲子園」チームを結成し、3月からプランニングに取りかかり、5月には能勢町観光協会や教育委員会などから成るプロジェクトチームの応援を得てモニターツアーを実施しました。
このモニターツアーでは、能勢町外の方を参加者として招き、生徒たちが高校生の視点から考えたツアーを実際に行うことにより、参加者からの聞き取りやアンケートを通じ、商品性としての効果や課題を検証し、あらたなプラン作りに役立てることができました。
そして、完成した3つのプランをエントリーした結果、「能勢の味覚と悠久の時間を求めて~伝統の味で綴る旅~」というプランが、本選に出場できる10プランの中に選ばれました。
今年度は、昨年度より応募校数、応募プラン数が増えており、全国応募総数が76校で158プランの激戦でした。
8月26日(日)に神戸夙川学院大学メインアリーナで開催される本選では、パワーポイントを使っての12分間のプレゼンテーションとなります。現在、本選に向けてさらにプランを練り上げているところです。グランプリをめざして戦いますので、応援をよろしくお願いいたします。
平成23年度 第3回大会 本選で優秀賞を受賞
3年生生徒会役員(岡田尚也、石田麻莉、加藤史帆、遠山遥)をメンバーに、初出場ながら、全国72校134プランから本選プレゼンテーション出場10校10プランの中に選ばれ、8月21日(日)全国大会本選に出場しました。
プラン名は、「能勢まるごと短期留学~スローライフの体験 能勢のお宝さがし~」です。夏休み返上でパワーポイントを作成し、プレゼンテーションの練習を重ねました。パワーポイント作成に向けて、プラン提出時に取材した地元各所を再度訪ね、写真撮影とともに地元の方たちの声を聞き、地元観光プランの内容を再編集しました。
また、プレゼンテーションのために人形浄瑠璃を体験し、地元から浄瑠璃人形も貸していただきました。
朝早くから夜遅くまで何度も何度もパワーポイントを作り直し、プレゼンテーション成功のために練習を重ねてきました。
本選当日は、バスをチャーターし、能勢町から大勢の方々が応援に駆けつけてくれました。会場内には「能勢高校を応援する会」により「祝 能勢高校 全国観光甲子園全国大会出場」の横断幕が掲げられ、会場入り口では能勢町物産センターからの応援物産ブースまで出て、町ぐるみの声援を受けました。
http://www.kobeshukugawa.ac.jp/kanko-koshien/03/index.html
動画でプレゼンをご覧いただけます!
本番では、生徒たちは、緊張しながらも全力でプレゼンテーションを行い、自分たちの観光プランを十分にアピールしました。結果は、グランプリ、準グランプリは逃したものの、優秀作品賞として「日本旅行業協会会長賞」が授与されました。
生徒たちは、全国の並み居る観光地から来た強豪各校のプランと競い合い、十分に健闘しました。
表彰式・閉会式のあと、応援に駆けつけてくれた地元能勢町の方々から惜しみない拍手とねぎらいの言葉をかけてもらいました。
生徒たちは、本選出場で達成感を味わっただけでなく、能勢高校が地域に愛されている学校であること再認識し、地元の人たちの熱い郷土愛を感じた全国大会でした。