農場このごろ

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平成最後の稲刈り実習

2018年9月26日(水) | 農場このごろ

こめ学の専攻生たちが、二週間遅れで稲刈りを行いました。本来、稲刈りの予定日は9月6日でしたが、台風の影響で田んぼの水位も上昇し、また農場も被害を受けたことから、一週間先の13日に実習を延期しました。しかし、13日も降雨の為に再び延期を余儀なくされました。
さらに一週間が過ぎた20日、もう収穫適期を逃しそうなので、専攻生たちと話し合って、小雨の降る中、1・2時間目に稲刈りを決行しました。今年は、台風もきつく当たっているので、頑丈な稲木を組み立てて、稲刈り・天日干しに臨みました。
専攻生たちは、足元の悪い中、稲刈り鎌を使用し丁寧に決まった株数を刈り取り、束を作っていきました。

丁寧な刈り取り実習

運びやすいようまとめて

その後、稲木に手際よく掛けていき作業は終了しました。

最初はバランスよく稲木かけ

作業が一段落して集合写真

今年は、悪天候の為にバインダーを使用しての実習は見送り、機械の説明は雨をよけて、ビニールハウス内で学習しました。

雨をよけてのバインダー学習

23日、農場職員と普通科の教員(本年度は、農場理解を深める為に共同作業を行い、微力ながら農場の作業をしている)とで、残り2/3の稲刈りを行いました。足元が悪い中での作業になり、4時間余りの時間と体力を費やし、ヘトヘトの状態で作業は終了しました。

職員の全力作業

協力いただいた先生方

収穫作業も追い込みに入ってきました。この後、脱穀・籾摺りと雨も無く、順調に作業が進むことを望んでいます。