SGHマレーシア海外実態調査6日目
11月3日(金)、朝8時45分にホテル「プルマン・クチン」を出発し、バスでスウィンバーン大学に向かいました。9時00分、大学のキャンパスに到着。スウィンバーン大学はクチン市の中心部にあり近代的な建物が並ぶ大きな大学でした。コーディネーターのベロニカさんとタナさんの出迎えで、レセプションルームに案内されました。その後、2人の案内でキャンパスツアーに出かけました。化学、ロボットテクノロジーなどの研究室や実験室などを回り、実験中の生徒や先生方から説明を受けました。機械工学の実習室では、オイルパームの実を収穫するクレーンロボットを見せて頂きました。図書室では、司書のクルシアさんからコンピューター閲覧室を案内していただき、その大きさに驚きました。1時間ほどのキャンパスツアーの後ミーティングルームに移動し、交流とプレゼンテーションを開始しました。ミャンマーからやってきた英語・応用言語学専門のキンキン先生を始め、たくさんの先生方や大学生が駆けつけてくれ、今まで練習を積み重ねてきた英語でのプレゼンテーションを能勢高校の法被を着て行いました。その後、大学生及び先生方に質問・インタビューを行いました。言語が違う中で奮闘しながらも、内容の濃いものとなりました。お昼には大学生たちと共に大学のカフェテリアで昼食を取り、異文化の中での学校体験をさせてもらいました。各々が好きな食べ物を頼み、昼食を楽しみました。午後からは再びミーティングルームで質問・インタビューの続きを行いました。インタビューは白熱し盛り上がりましたが、時間切れとなり、やむなく終了しました。最後に、3人の先生方から講評を頂きました。北海道大学で学位を取得した材料工学専門のラフィー先生からは「高校生のレベルを超えて専門的な内容であり、たいへん興味深かった。」、エンジニア専門のラオ先生からは「課題研究レベルが大学生並みだった。もっと自信を持って発表をすると良い」との講評を頂きました。ミャンマーからやって来て英語を習得し、学位を取得されたキンキン先生からは「失敗を恐れないこと、間違うことは英語上達のプロセスである。Don’t be afraid of making mistakes.」とアドバイスして頂きました。全員で集合写真を撮り、コーディネートして頂いたベロニカさん・タナさんに見送っていただき、スウィンバーン大学を後にしました。
その後、空港近くのショッピングモールで最後の買い物をし、クチン空港に向かいました。クチン空港で、4日間お世話になったガイド・通訳のアレックスさんにお礼のあいさつをしてお別れしました。20時半クチン発、KUL空港乗り継ぎ、ナイトフライトで翌朝5時40分関西国際空港に到着しました。SGH海外実態調査の名前にふさわしいマレーシアでの調査活動となりました。