SGHトピックス

SGHマレーシア海外実態調査4日目

11月1日(水)、朝8時にホテル「プルマン・クチン」を出発し、バスでBAUパーム油搾油工場に向かいました。9時10分に現地に到着。エステイトマネージャーのダブリンさん、広報担当のマーセラさんをはじめとする大勢のスタッフの方々の出迎えがありました。訪問者記録に全員がサインをし、歓迎のあいさつを受けて、プランテーションに案内されました。到着すると、安全管理担当者のマハニさんの説明を受け、ヘルメットをかぶりました。まず初めに、エステイト副マネージャーのジョンさんから施設全体の説明がありました。そして、オイルパーム研究者のマーティンさんからオイルパームの成長過程・種類・受粉方法・肥料や状態のことなどを含めた専門的な講義を受けました。その後、プランテーションの内部に入り、実物を見ながらより丁寧な説明を受けました。実際にオイルパームの実を切り落とす場面も見せていただきました。1つの実で20kg~30kgもの重さがあるオイルパームの実を集荷するカートも見せてもらいました。また、ドローンでプランテーション全体の空撮も行いました。用意して頂いたココナッツジュースとバナナなどのフルーツを頂いて、プランテーションでの調査を終了しました。

続いて、バスで搾油工場に移動し、カンファレンスルームにて副工場長のアイザーさんから搾油工場の説明を受けました。安全靴・マスク・ヘルメットと耳栓を装着し、完全防備で工場見学に出発しました。エンジニアの方々に案内をしていただき、オイルパームの搬入から、加工・搾油までの工程を、工場内を歩きながら全て見せて頂きました。巨大な工場で、一周するのに30分以上かかりました。見学後、オフィスでスタッフの方々と昼食を共に取り、様々なお話を聞くことができました。昼食後、カンファレンスルームに戻り、工場関係者に様々な質問をし、1つの質問に対して複数の関係者からの丁寧な回答を頂きました。

工場を後にし、パーム油プランテーションの個人所有者への聞き取り調査に向かいました。個人所有者の家で甥と落ち合い、甥の案内で所有者の待ち受けるプランテーションに向かいましたが、道中が豪雨で悪路となり、安全性を考慮して、見学及びヒアリングは断念せざるを得ませんでした。

再び1時間半の悪路を戻り、ホテル「プルマン・クチン」に16時40分頃に戻りました。2時間の休憩の後、夕食会場の「リバーパレス・コカ レストラン」に向かいました。東南アジア特有の“スチームボート”という鍋料理を楽しみました。

明日はバコ国立公園に入り、熱帯雨林の実態調査をします。