SGHマレーシア海外実態調査2日目
10月30日(月)、2台のワゴン車で7時30分にホテル「イスタナ」を出発。クアラルンプールから北へ350kmにある、ペラ州ルムト郡チャンカート クルイン村にマングローブ林とエビ養殖場の調査に向かいました。クアラルンプール市内を抜けて1時間走ると、パームオイルプランテーションが広がっていました。途中サービスエリアで2度の休憩をはさみ、3時間半かけて現地に到着しました。現地気温は30度、天候は曇り。
11時に到着し、すぐにレストランで今回の調査のコーディネーター、ウィリアム・リュウさんより、エビ養殖についての説明を受けました。日本語で作成された資料をもとに、エビ養殖の歴史から現状・問題点などを詳しく話して頂きました。
次に、エビ養殖場に移動し実際に養殖池の見学と聞き取り調査を始めました。養殖場経営者や地元関係者の案内でブラックタイガー養殖池とバナメイ養殖池の2か所で、養殖池の製造方法からエビの育て方・病気への対策などを質問・インタビューを通して聞き取りました。8月の下見ではマングローブ林だった場所に、新たな養殖池が造成されていました。地域の養殖池の全体を観察するためにドローンを飛ばし、上空から写真と映像を撮影しました。経営者の方が、養殖池から実際にエビを網ですくいあげて手に取って観察させてくれました。エビは天然物との比較のために、昼食のレストランに持ち込み食べ比べました。多くの方々の協力で内容の濃い調査となりました。
15時15分にレストランを後にして、クアラルンプールに向かいました。途中何度か前方が見えにくくなるほどのスコールにあい、マレーシア独特の天候も体験することができました。
19時30分頃ホテルに到着し、荷物を置いて市内散策に出かけました。8月末に来校したオイスカマレーシアの高校生4人がショッピングモール「パビリオン」に会いに来てくれ、再会を楽しみました。パビリオン散策後、夕食をクアラルンプールで一番賑わっている飲食店街 “ジャランアロー” で楽しみました。
明日は、プトラマレーシア大学で交流と英語プレゼンテーションを行う予定です。大学での交流の後は、KUL空港からクチンに飛行機で移動する予定です。