SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座34

10月26日(水) 1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第34回2年SG重点分野講座を行いました。今回も大阪大学の今岡良子先生をお迎えし、11月22日に迫った中間発表に向けた課題研究のご指導をいただきました。
1限目は、4グループに分かれ、各グループで問題提起とその解決策を見出すことに重点を置きながら、『環境保全と養蜂の可能性』~シャーマルの土地・気温、植物、虫、家畜~というテーマで意見を交わしました。
2限目、各グループが発表を行い、全体で意見交換を行いました。“植物”、“虫”、“家畜” 、“土地”についての問題点を話し合いました。“植物”に関しては、居住地域付近に多種多様な蜜源植物の種を植え花畑を作ることで、居住近辺で養蜂ができる、という提案です。 “虫”については、海外市場向けに付加価値のある無農薬の証明付の蜂蜜を輸出するために、農薬使用量の調査や基準設定、無農薬の証明など国の制度を整え、日本と同様の生産システムや安全基準を設けることが提案されました。“家畜”については、シャーマルで行われている小麦の二毛作の休耕地にレンゲやニセアカシアなどチッソを集める蜜源植物を植える案が出ました。 “土地”に関しては、厳寒のモンゴルで作物を栽培するためにビニールハウスを設置することや広大な土地の地下を掘って活用することなど、ユニークな提案がありました。
寒さ厳しいモンゴルを冬眠せずに生きるハチには生命力が溢れています。‘養蜂‘はその恩恵を人間が享受するために欠かせない貴重な活動であること改めて感じながら、中間発表に向けて課題に取り組んでいます。