2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座⑨
7月28日(火)能勢さとやま創造館代表 小谷義隆さんを講師としてお迎えし、2年SG重点分野講座第9回を実施しました。「能勢の菊炭と世界の木炭生産」と題して、講演とワークショップが展開されました。小谷さんは、能勢町の伝統である菊炭を焼く炭焼師であり、小谷さんの菊炭は茶道で重宝されています。「炭の作法」として、茶道文化の中核をなしており、映画「利休にたずねよ」の中でも、実際に使われました。
講演では、炭と日本文化についての関係や海外の木炭生産についてお話いただきました。また、実際に七輪で炭を起こし、菊炭の音や香りを身近で体験しました。最近は東南アジアのマングローブ材から作られた木炭が日本に多く輸入されていますが、それらの炭の質は菊炭とはかなり違うということを学びました。