総合的な学習の時間
アントレプレナーシップについての講演を行いました(総合的な学習の時間)
2016年12月1日(木) | 総合的な学習の時間
(株)土のめぐみ 代表取締役の土田賢一さんをお迎えし、「18歳の起業」というタイトルでお話ししていただきました。
前半の講演では、起業の反対側にある安定した会社のイメージを思い浮かぶだけあげました。安定した会社名をあげた上で、敢えて起業した時の利点を次々と述べられました。起業すると試験も資格も何も要らないがやる気だけが唯一要るということ、どんな仕事でも働き方でもOK、出社時間も残業も給料までも全て自分で決められることなど、起業することの良さを強調されました。
土田さんご自身は、大学卒業後は繊維業界に就職し、1年の内300日を出張先で暮らす生活が続き、食生活もたいへん乱れ体を壊してしまいました。このことが逆に、食生活を見直し起業するきっかけにつながっていきました。
後半のワークショップでは、2年生全員を8グループに分け、それぞれのグループの代表が土田さんに1分間で物を売り込むグループワークを行いました。周りを巻き込んで買う気にさせるグループ、何を提供するのかを具体的に説明するグループ、これまで見たこともないような商品を開発して斬新さをアピールするグループなど、それぞれの個性の生きた発表となりました。また、売り込んだ商品に対して観客側が値段をつけるという全員参加型のワークショップであったため、大いに盛り上がりました。
今まさに、様々な職業が考えられる時代の中で、「起業」を身近なものとして捉えるよい機会となりました。