校長室だより

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連携型中高一貫教育校2校を視察しました。

2013年2月19日(火) | 校長室だより

地域の特性を活かした教育成果をあげている、連携型中高一貫教育校2校を視察しました。今後の能勢の中高一貫教育を改善充実させていく上で大いに参考になりました。

福井県立美方高等学校 

2月5日(火) 訪問者:校長 真鍋政明 

美方高校は、美方中学と美浜中学の2校が連携中学です。その約8割の生徒が入学します。1学年普通科3クラス、家庭科2クラスを有しますが、連携型選抜が行われるのは普通科のみです。
中高連携の特色として、連携中学では、2年生時に美方高校への進学する生徒を決定し、3年時には、高校の教員による授業を受講させるなど、中高を学力でつなぐことを特色とする、福井県型の中高一貫であることです。
さらに、授業体験や入学前から課題考査などを徹底的に実施することにより、簡便な入試による中学生の学習へのモチベーションの低下を防いでいます。
進路指導面では、土曜日の講習や模擬テストをはじめ、徹底した個別指導により、国公立大学への合格者を毎年30~40名輩出しています。
また、ボート、駅伝、剣道などの運動クラブや合唱、吹奏楽、新聞などの文化クラブも全国大会の常連となるなど、まさに文武両道を実践している高校です。
地域住民からの支援は熱く、毎年450万円ほどが学校後援会に寄付されるとのことです。

島根県立吉賀高等学校 

2月6日(水) 訪問者:教頭 内田千秋

吉賀高校は、1学年1クラスの小規模校ですが、町と学校が一体となった教育改革を進めています。まさに隠岐の島前高校と同じような方向に進んでいます。
吉賀高校・吉賀町では、「地元中学校からの進学率の低下」「生徒数減による学校の教育活動の活力低下」「通学環境の不便さ、地域外志願者の居住の問題」など、様々な課題から、このままでは「地域の学校がなくなってしまう」と危機感を募らせています。
そこで、平成23年度に「離島・中山間地域の高校魅力化・活性化事業」の採択を受け、学校と地域とが一体となり「吉賀高校魅力化・活性化事業 サクラマス・プロジェクト」に取り組み始めました。
このことにより、これまでの中高一貫教育をさらに発展させ、地域との結びつきを強めることで、安心して通える魅力ある学校づくりを展開していきます。
サクラマスはヤマメの降海型のことです。海で大きく育ったサクラマスが故郷の川に戻ってくるように、「地域の子どもたちを大きく育てて地域に返す」という教育モデルをめざしています。

プロジェクトコンセプト

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