校長室だより
地域の方々から教わる要約筆記
2012年4月12日(木) | 校長室だより
本校では、総合学科として「人間・環境」系列を設置し、福祉や看護に係る教育を行っています。今年度は、学校設定科目「看護入門」において、地域の筆記通訳グループ「かざぐるま」の6名の皆さんを外部講師として招き、5回シリーズで要約筆記について教えていただくこととしました。要約筆記は、聴覚障がい者のためのコミュニケーション保障の手段の一つの方法であり、話し手の話の内容の要点をつかんで、それを筆記して、聴覚障がい者に伝達するものです。生徒14名は、講師の方々のとても丁寧で温かい指導のもと、要約筆記の基本的な技術を身に付けるとともに、障がい者や社会福祉についての理解をいっそう深められるよう真剣に取り組んでいました。