校長室だより
能勢高校の再編整備について
2015年9月4日(金) | 校長室だより
昨日(9月3日)に、大阪府の教育委員会会議があり、本校の今後の在り方に係る案件が示されました。このことは、すでに、昨日のテレビのニュースや今朝の新聞でも記事としても報道されています。
本日(9月4日)、昼休み後全校集会を行い、下記のことについてを生徒たちに伝えました。 保護者向けの説明プリントはこちらです。
・大阪府では、今後子どもたちの数が減っていくことにより、府立高校の数を減らしていくことにしています。
・特に、3年連続、入試で定員割れの学校で、改善の見込みのない学校を再編整備の対象校とする条例(府の中のルール)を作っています。
・この再編整備の方法には、いわゆる入学する生徒の募集を停止にして、学校を閉じていく方法や学科を改編するなど、様々な教育改革をし、府民のニーズに応える、あるいは多くの中学生が入学したくなるよう学校を魅力化していく方法などがあります。
・本校の再編整備の具体的な検討例として、「能勢町立高校にし、町により小中高一貫教育を行う」「他の府立高校の分校にし募集定員を引き下げる」など、4つの案が示されていますので、本日終礼で配布する保護者あての文書を見ておいてください。
・この再編整備、つまり本校の今後の在り方については、「公共交通機関がバスしかない能勢町内の生徒の高校への就学の機会を確保すること」などを踏まえ、1年をかけて大阪府と能勢町の両教育委員会によるプロジェクトチームが検討することになっています。そして、平成30年度入学生(現在の中学1年生)から新たな制度が導入されることになります。
・私は、より魅力ある教育を提供できる学校として再編整備ができるように、学校として、あるべき姿や理想を示していきたいと思います。
・生徒の皆さんには、これまでと変わりなく能勢高校らしい教育を提供していきますので、全く心配する必要はありません。むしろ、スーパーグローバルハイスクール事業などこれまでの取組みを着実に継承・発展させていきたいと思います。
・最後に、今回の本校の再編整備の件については、見方を変えれば、決してマイナスではなく、能勢高校をより魅力ある学校にしていくための大きなチャンスであると捉えられます。このことを皆さんからも保護者や地域の方々に伝えてもらいたいと思います。