校長室だより
大阪国際大学との高大連携推進懇談会に参加
2014年5月17日(土) | 校長室だより
平成26年5月16日(金) ホテル京阪天満橋で開催された高大連携推進懇談会に内田教頭とともに参加しました。
本校は、文科省からスーパーグローバルハイスクールSGHアソシエイト校に指定されており、大阪国際大学での英語合宿や出前授業などグローバル人材育成に向けての交流・連携を進めつつあるところです。
この日の懇談会は、大阪国際大学と教育協定を締結している高校(本校と大阪府立の教育センター附属高校、茨木西高校、門真なみはや高校、枚岡樟風高校、淀川工科高校、奈良県の朱雀高校、京都の大谷高校)などとの教育連携を推進するためのものです。
基調講演として、立命館大学の椋本洋先生から「高大連携から高大接続へ―これからの時代に求められる学力・能力とは?」をテーマに講演していただきました。
その中で、特に関心をもった点をあげますと、
高校、大学等を通じ、身につけなくてはならない力として、教科科目の学力に加え、「ジェネリックスキル」が大切であること。
この「ジェネリックスキル」とは、「専門に関わらず、社会で求められる汎用的な能力・態度・志向のこと」で、情報収集力や課題発見力などの「リテラシー」と、企画立案力、協働力などの「コンピテンシー」から成るとのことです。
「ジェネリックスキル」を身につけるためには、「活用型」「探求型」の学習が不可欠であり、大学入試においてもすでに、このような力を推し測る方向に進められているとのことです。
まとめてみると、「基礎学力を定着させること」「探求型の学び、答えのない学びに挑戦すること」「働くことを視野に入れたキャリア形成をする」ことが、高校から大学にかけての教育にとって最も重要であるとのことでした。