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校外活動『菊炭と里山を未来につなぐ植樹会』に参加しました

2019年4月13日(土)、桜が満開の素晴らしい快晴の中、能勢町・田尻にある荒木谷の里山にて里山保全フィールドワーク『菊炭と里山を未来につなぐ植樹会』に、3年生7人、2年生9人、タイ留学生オスカー、卒業生1人の18人が参加しました。このフィールドワークは、能勢高校近隣の菊炭の里(大阪能勢田尻菊炭振興協議会)が主催しており、昨年に引き続きの参加となります。今回は一般の参加者40人を迎える前に、高校生はスタッフとして里山・荒木谷に入り植樹の準備を行いました。

参加者の方が到着後は5グループに分かれ、クヌギの原木を植えていきます。獣害防止のネットで木を囲い、最後は固定するための杭を打って完成です。足場の悪い斜面での作業は大変でしたが、100年後の成長に想いを馳せながら作業しました。今回は『Air茶室』という新しい試みがあり、山頂に丸太で即席の茶室が作られ、妙見山などの絶景を眺めながらお抹茶とお菓子をいただきました。菊炭と茶道のつながりを学ぶことができ、植樹活動の合間にほっと一息つくことができました。植樹活動が終わると、地元の方々が羽釜で炊いたご飯で手作りカレーを食べました。作業後のカレーは最高に美味でした!

里山を降りた後は「能勢さとやま創造館」に移動し、菊炭の販売やウッドワーク体験を行い、炭焼師・小谷義隆氏のお話で解散となりました。この植樹活動が能勢の里山のシンボルとなるよう、地元の多くの方々が色々な形で参加していることが良くわかりました。これからもこの活動に関わり、里山から未来へとつなげていけたらと思います。

菊炭の里ホームページ→https://kikusuminosato.com/