SGHトピックス

スーパーグローバル(SG)基礎知識講座30《エスペーロ 斎藤さんご夫婦》

11月8日(木)、1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第30回2年SG重点分野講座を行いました。今回は「fairtrade shop & cafeエスペーロ能勢」オーナーの斎藤さんご夫婦にお越しいただき、「フェアトレードの仕組みと実際」についてお話いただきました。

斎藤さんご夫婦は、能勢町で築100年の古民家を自分で改築し、箕面市で営業していたフェアトレードショップ「エスペーロ」を、2017年に能勢町へ移転しました。
まず、斎藤和子さんよりフェアトレードについてのお話がありました。フェアトレードとは、発展途上国において立場の弱い生産者から商品を適正な価格で継続して買い取ることで、生産者が自立できるように支援する仕組みです。「fairtrade shop & cafeエスペーロ能勢」では、バングラディシュやアフリカ、ネパールなど様々な国の手仕事が生かされたバッグ、刺繍品、コーヒー豆など、多彩な商品を取り扱っています。
次に斎藤テリーさんからは「エスペーロ能勢」ができるまでの経緯の説明がありました。能勢町を選んだ理由として、「田舎から国際協力、地方から世界につながる」というコンセプトがあります。最後の質疑応答では、「海外実態調査でモンゴルにおいて見た手仕事の製品を、日本で売るにはどうすればいいか」などの質問が出ました。私たちもフェアトレードについて、何ができるのかを考える良い機会となりました。