SGHトピックス

SGHモンゴル実態調査5日目

8月8日(水)ホテルでの朝食の後、バスでラジブ・ガンジー芸術生産カレッジに向かいました。9:45に到着し、学生が制作した作品展示場を案内してもらいました。伝統的な絵画から彫刻・彫金など、幅広いジャンルの作品が並んでいました。続いて大きな会議室に案内していただき、カレッジの学生と対面しました。会議室ではカレッジ代表のバヤルク・ガイラン先生を含む4名のスタッフと9名の学生が出迎えてくれました。バヤルク先生によるカレッジの説明をしていただき、能勢高校からは内田教頭が代表してあいさつをしました。引き続き、能勢に関する英語プレゼンテーションと、貧困に関する英語プレゼンテーションを行いました。学生もよく理解をしてくれていた様子でした。プレゼン後、お互いの自己紹介を含め、2グループに別れてディスカッションをしました。服飾や美容・現代アート・コンピューターを専攻している学生たちで、将来は日本で勉強をしたいという学生も居り、お互いの文化から課題研究に関することまで幅広く話すことができました。記念品の交換も行い、能勢からは能勢高校とベジタブルパーク共同制作のぶどうジャムを、カレッジからは学生が制作したモンゴル人形を頂きました。

カレッジを後にし、バスで昼食を取りながら、次の訪問地である「魔法の国」へ向かいました。魔法の国は、虐待や貧困で救済が必要な子どもたちを保護するNGOの施設です。到着後、施設案内と概略説明をしていただき、ドローンを飛ばす傍らで、子どもたちに羊毛ワークショップを行いました。幼児から地域の小学生・そして大人まで約20名が参加し、手編みを中心に教えました。ミサンガを一緒に作りましたが、1人で何本も作り、兄弟に持ち帰るという子も居ました。折り紙も一緒につくって、喜んでくれている様子したワークショップ後、スタッフに能勢に関する英語プレゼンテーション・貧困に関する英語プレゼンテーションを行いました。質疑応答時には、アドバイスや課題研究に活かせる意見を頂きました。その後、NGO副代表のテルメンさんに施設を案内していただきました。本部や一時保護施設、カウンセリング室など、丁寧な説明をしてくれました。記念品としてぶどうジャムと蜂蜜を渡しました。実りのある訪問でした。

17:30頃、魔法の国を後にし、夕食のロシア料理レストランに向かいました。レストランでは、ボルシチなどの伝統的なロシア料理を食べました。レストランスタッフからホームメイドケーキの説明を受け、美味しくいただきました。近くのスーパーで買い物をし、ホテルに戻ったあとミーティングをし、次の日の予定を確認しました。

明日は、Save The Children Mongoliaの事務所を訪問し、インタビュー・調査を行う予定です。