SGHトピックス

SGHモンゴル実態調査2日目

8月5日(日)ホテルでの朝食後、ウランバートル北側ゲル地区の先にあるキャンプ場に向かいました。道路が途中から地道となり、でこぼこ道をバスはゆっくりゆっくりと進みました。途中地下水が沸いている水汲み場を見学し、生活水を汲みに来ていたゲル地区の人たちとお話をし、タンクの水運びをお手伝いしました。水は非常に冷たく、透き通った綺麗なおいしい水でした。

その後、キャンプ場に到着し、NGOのTCDC(Tolgoit Community Development Center)が主催するゲル地区子どもコミュニティキャンプに合流しました。32人の小中高生と9人のコミュニティ関係者を前に、能勢を紹介する英語プレゼンテーションを行い、その後課題研究のテーマである「貧困」に関する英語プレゼンテーションを行いました。プレゼンテーション後、子どもたちからたくさんの鋭い質問が出ました。通訳を交えて日本語・英語・モンゴル語でやり取りをしました。続いてモンゴルの子どもたちが、伝統・文化・生活などの紹介のパフォーマンスを行いました。コミュニティからプレゼントを頂き、能勢高校からは昨年度の文化祭のチャリティ収益を寄付として手渡しました。

昼食後、休憩時間に子どもたちと草原の中でサッカー・バレーボール・追いかけっこ・モンゴル相撲などを楽しみました。また、ドローンを飛ばし、草原の風景を空撮しました。初めてのドローンに、子どもたちも大喜びでした。休憩終了後、羊毛糸紡ぎを子どもたちに教えるワークショップを一緒に行いました。ペットボトルや段ボールを使って、誰でも簡単に羊毛から糸が紡げるということを伝えることができました。言語が通じない中、ジェスチャーを交えて子どもたちに糸の紡ぎ方を一生懸命伝えていました。ワークショップ後は、コミュニティーの方々から羊毛を材料にしたフェルトづくりを教えていただき、キーホルダーづくりにチャレンジしました。別れ際に、会場となったゲルの前で全員で記念撮影を行いました。

キャンプ地を離れ、夕食はウランバートル中心部のレストランで、モンゴル風にアレンジした中華料理を楽しみました。あまりのおいしさに完食でした。昼食・夕食に出た羊の肉は最高の味でした。

明日は、TCDCのゲル地区内の本部に行き、今日の交流のまとめを行います。