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クリの花が満開
クリの花が咲くと、梅雨時の湿度の高い空気の中、農場全体がクリの花特有の香りに包まれます。
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クリの蕾
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クリの花
クリには雌雄同株(しゆうどうしゅ)という性質があり、同じ樹(品種)に着生する花に雄花と雌花の区別があります。さらに、同じ樹(品種)につく雄花と雌花は、お互いの満開期が異なるとともに自家不和合性が強く、例えば、地域の特産品である「銀寄」グリを確実に結果させるためには、「銀寄」の雌花と開花期が同じ雄花を持つ他の樹(品種)を近くに植え、風や昆虫の媒介による受粉・受精を期待します。
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今年最初に咲いたクリの樹
能勢分校の農場では、「銀寄」を中心に、その他の品種もたくさん栽培しており、6月上旬から各品種が次々と開花する中で、お互いの受粉・受精の確立が高まるように工夫しています。
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直径2センチ程度に成長したイガ
今年はクリの開花期間中、2日程の雨天を除き、ほぼ晴天に恵まれたので、どの木にも小さなイガ(毬果)がたくさん着いています。それぞれしっかり成長しているようで、今秋の収穫が楽しみです。