SGHトピックス

1・2年GS基礎知識特別講座《環境省大臣官房環境計画課長 川又孝太郎さん》

7月2日(火)、1・2年GS基礎知識特別講座を行いました。講師に環境省大臣官房環境計画課長 川又孝太郎さんをお迎えし、「ドイツ視察に向けて:シュタットベルケの取組み」についてお話いただきました。

今回の講座は、2019年9月2日~7日に能勢町と本校代表生徒がドイツのノルトラインヴェストファーレン州ブリロン市を訪問するための事前学習となりました。ブリロン市シュタットベルケ(自治体所有の公益企業)視察、ブリロン高校との交流活動などを行い、再生可能エネルギーや環境問題を考え地域活性化に活かすための実態調査です。

この講座は、能勢町との連携公開講座の4回目となり、最後の公開講座でした。町内から多くの参加者があり会場は満員となり、住民のドイツ視察への関心の高さを感じることができました。

講義は、前半ではドイツとブリロン市の基本情報と、今のドイツではどのような環境エネルギーが使われているかの話がありました。また、シュタットベルケとそれに関する自治体新電力についての話の中では、米子市や生駒市でも自治体が主体となって新電力事業を展開している事例が紹介されました。

後半ではグループに分かれ、『今日の講義で学んだこと』、『ドイツで何を調べてきてもらいたいか』について話し合い発表しました。その中で、「現地でしかわからないことをぜひ学んできてほしい」と期待の声が上がっていました。

ドイツ視察後も能勢版シュタットベルケを実現させるべく、能勢町と高校がタッグを組んだこの取組みは続いていきます。今後の活動にもぜひご注目下さい。