SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座18

7月19日(木)、1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第18回2年SG重点分野講座を行いました。今回は8月にモンゴルに実態調査へ行く8名のみが受講しました。はじめに、6,7月に3回のシリーズで松岡茉莉花さんに教えていただいた糸紡ぎを振り返り、日本にはものづくりができる人が少ないが、モンゴルの人が技術を身につけものを作れるようになれば、それが大きな強みになり、生活が豊かになるのではないかと話されました。

また、現在の能勢ではものづくりをする人は少なくなっていますが、昔はどうであったか、今岡先生と一緒に能勢町史を読み解きながら学びました。明治時代は、町民は自分で糸を紡ぎ、着物を作っていました。農作業や狩猟などの山作業に行く際には異なる服装を使い分けており、バリエーションがあったことに驚きました。『能勢は自然があり、とてもいいところです、だけでは足りない。何が作れるか、その技術はあるか。それを考えていかなければいけない』という今岡先生の言葉が印象的でした。モンゴルだけでなく、能勢の活性化のヒントにもなる授業となりました。