吉川中学校で出前授業を行いました
7月4日(水)、豊能町立吉川中学校において、大阪府下4校の高校が出前授業を行い、中学3年生が、7つの出前授業からそれぞれ希望する講座に分かれて受講しました。能勢高校からは農業科と英語科の先生方が授業を行いました。
英語の授業では、はじめに過去3年間のSGH活動について説明し、本年度は「モンゴルでの貧困とストリートチルドレン~自立的な地域社会と相互連携」をテーマに課題研究を行っており、8月上旬にモンゴルを訪れ、下旬には鳥取で調査を行うことなどを話しました。続いて、貧困についてのワークショップ「世界が100人の村だったら」では、世界はどれだけ人がいるのか、男女の比率は、言語は、などのクイズを行い、貧困で起こりうる教育問題に関しては、「文字が読めないことはどういう感覚なのか?」を体験してもらいました。参加した吉川中学3年生は、高校のグローバル学習を体験し、とても楽しい授業となりました。
農業の授業では、本校にある農場の紹介や、農業(野菜・果樹)の模擬授業を行い、過去の農業検定の問題にチャレンジしました。中学校では学ぶことのできない教科の授業に、中学3年生は興味津々でした。
今回の出前授業では、中学生のみなさんに能勢高校のSGH活動や国際理解学習、また農業について知ってもらう良い機会となりました。