SGHモンゴル実態調査6日目
8月9日(木)ホテルでの朝食後、9:20頃バスにてSave The Children Mongolia に向かいました。
ゲレルトヤーさんを含むスタッフの出迎えを受け、施設案内をして頂きました。部屋に案内して頂き、能勢高校から貧困に関する英語プレゼンテーションを行いました。団体が現在取り組んでいるプログラムと近い部分もあり、「モンゴルの子どもたちを視野に入れた研究をしてくれていて嬉しい」と言って頂きました。続いて、Save The Children Mongolia の概要と現在の取り組みについての説明をして頂きました。質疑応答の時間には今まで訪れた場所で学んだことをベースとする質問をすることができ、良い学びとなりました。
施設を後にし、バスで昼食をとりながら観光地であるザイサン丘へ向かいました。600段ほどの階段を途中から登り始め、頂上の絶景には驚きました。鷹を手に乗せる体験をさせて頂いたり、歴史やこの場所の意味について説明をして頂き、大変盛り上がりました。
続いて、「タトゥカ カフェ」に向かいました。タトゥカ カフェは、昨日訪れた「魔法の国」の副代表であり、一昨年度の実態調査の際に養蜂について学ばせていただいたテルメンさんの経営するカフェで、収益金の一部を子どもたちを救うための資金として使っています。各自好きな飲み物をオーダーし、シュークリームと共に頂きながら、幼少期を遊牧民として過ごしたバタル・スレンジさんの話を聞きました。伝統的な遊びから遊牧民の生活まで幅広く教えて頂きました。続いて経営者であるテルメンさんに養蜂の話を聞きました。事前に能勢高校での養蜂について勉強をしていたため理解しやすく、より深く学ぶことができました。
カフェを後にし、モンゴルの伝統的な音楽とダンスパフォーマンスTumen Ekhを見ました。日常を表したものから伝統的なものまで、目を張るパフォーマンスの嵐に感動でした。モンゴルの文化に触れる良い機会でした。パフォーマンスの後には、スフバートル広場に行き、ガイドのガーナさんから歴史的な背景の話を聞きました。その後、スフバートル将軍像と国会議事堂のチンギスハーン像の前で記念写真を撮り、夕食のレストランに向かいました。中華風のしゃぶしゃぶを食べ、モンゴルの食事が国際化していることを実感しました。
ホテルに戻り、ロビーでガイドで現地の大学で経済を専攻しているガーナさんより、若者の目から見たモンゴル文化と若者の生き方についてのお話をしてもらいました。SGH生も質問をし、新たな視点からモンゴルを見る事ができました。
明日はいよいよ帰国です。