校長室だより
人権を考える取り組みから
2017年10月26日(木) | 校長室だより
昨日と今日の2日間で、全学年が人権をテーマとした映画を鑑賞しました。今年のタイトルは「あん」。河瀬直美監督の映画である。元ハンセン病患者である老女が尊厳を失わずに生きようとする姿をつむいだ人間ドラマと、紹介されている。2時間弱の映画だが、すっかり引き込まれた感があった。誤った知識や偏見が差別意識を助長し人権侵害に及んできたことを、この映画からくみ取り、今後の「人生の道しるべ」にして欲しいと思います。
また、能勢中学校が実施されていた「人権・文化発表会」も見学にいってきました。様々な取り組みの展示物と共に、3年生の発表『バベルの塔~理屈ではない魔法~』を観ました。「繋げろ われらの気持ち」というテーマが素直に伝わってくる、そんな発表だったと思います。この発表での人権への思いが、そのまま洗練と伝播できるように、協働していきたいと思いました。