校長室だより

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近畿大学付属高等学校でiPadを活用した授業を見学しました。

2014年10月2日(木) | 校長室だより

平成26年9月29日(月) 本校でAO入試対策講座を行っていただいている松見敬彦先生のはからいで、能勢町教育委員会のメンバーと近畿大学附属高等学校の授業を見学することができました。
本校からは、文化祭の代休日にもかかわらず、内田教頭、齋藤先生、田積先生が参加してくれました。
同校は、昨年度から入学生全員にiPadを購入させ、iPadを授業だけでなく、体育祭や校外学習の学校行事など広く活用されています。
英語の江藤由布先生の授業では、クラスを9つのグループに分け、各々が社会での課題を取り上げ、それらを解決するためのビジネスモデルを作り、iPadにより英語でプレゼンテーションを行っています。そしてそれらが英語でのプレゼン力に加え「社会にどう貢献できるか」といった視点などから評価を受けます。まさに、グローバル人材として必要とされる英語を活用した起業家教育を行っておられ、よのなか科の英語版といった要素が感じ取れました。
また、数学の芝池宗克先生の授業では、いわゆる反転授業が行われていました。生徒たちは自宅などでiPadを通じ芝池先生の講義の動画を見て学習し問題の解答にチャレンジします。そして学校の授業では、代表生徒がホワイトボードに解答を書き、その解答をiPadで映像として記録するなどグループで解答を共有していきます。生徒たちからは、家庭学習をする時間が増えた、数学が楽しくなったなどといった肯定的な意見をうかがいました。
本校では、今年iPadを試行的に導入したところです。今後の活用の方法等を検討していく上で大いに参考になりました。大きな目標になることでしょう。近畿大学附属高等学校の先生方に心から感謝申し上げます。

近畿大学附属高等学校

近畿大学附属高等学校

英語の授業でのiPadの活用

英語の授業でのiPadの活用

英語の授業でのiPadの活用

英語の授業でのiPadの活用

数学の反転授業

数学の反転授業