校長室だより
全国農業高等学校長協会総会・春季研究発表会に参加しました。
2014年5月21日(水) | 校長室だより
平成26年5月19日(月)・20日(火)の2日間、東京の国立オリンピック記念青少年センターで行われた、「第128回全国農業高等学校長協会総会並びに平成26年度春季研究発表会」に参加しました。
総会では、「経営は手の長いヤジロべエ」と題し、株式会社ぶどうの木の代表取締役社長の本 昌康(もと まさやす)さんの講演を聞かせていただきました。
本さんは、石川県出身で、農業高校、農業大学卒業後、家業のブドウ農家を継ぎましたが、カフェ、洋菓子店の出店を機に、稲盛和夫氏が塾長を務める「盛和塾」に出会い、稲盛氏の経営理念に感銘を受け、経営者として頭角を現しました。
現在は、銀座、東京駅、スカイツリーなどに多くの店舗を抱える実業家です。まさに農業の6次産業化を成功させたと言えるでしょう。
本さんには、能勢町にも進出していただきたいものです。
ぶどうの木 HP http://www.budoo.co.jp/
研究発表会では、徳島県立城西高等学校、鹿児島県立山川高等学校の校長先生から報告がありました。
どちらも少子化の中での地方の農業高校の存続につがる実践であり、本校の農業教育を考えていく上で参考となるものもあり、有意義な内容でした。